ポルトガルでの日々の記録

小僧が産まれてから、もう1ヶ月が経ちました。早いものです。。。

この1ヶ月はまさに怒涛の1ヶ月という感じでした。

慣れない子育てに四苦八苦し、とにかく寝不足。気がつけば小僧の世話で精一杯という状況で。。。

さらに子育てを始めて2週間くらいは断水がよく起きて、不便を強いられていたのと、母乳があんまり出ないこともあってか、小僧が直接飲むのを嫌がって、搾乳機で取れるだけ取って哺乳瓶で授乳するという二度手間を強いられているのも、余計に子育てが大変なことになっておりました。

またさらに。。。布おむつを使っての子育て。これがまたもっと大変なことになってマス。とにかくおしっこの量が多いので、こまめに換えないといけないのと、気がつけば、服まで濡れてしまっていることも。ウンチョはたわしで軽く落としてから洗濯、乾いたらアイロンかけ。紙おむつがどれだけ楽なことか。。。これから雨季に入るので、紙おむつがメインになってしまいそうな勢いですが、この紙おむつも結構馬鹿にならないんですよね。。。

それでもなんとかお世話をがんばっている成果もあってか、小僧はすくすく育っているようです。1ヶ月でほぼ1キロも成長。体がぷくぷくしてきました。

まあ、それにしてもいろんな人が小僧を見にやってきました。近所の人からこの集落の人から、親戚の人から。。。服をプレゼントしてくれた人や、必要な紙おむつやおしりふきをくれた人、中古のベビー服を(これまたどこで調達してくれたのやら)たくさん持ってきてくれた人もいました。


その中でも極めつけは、やはり。。。


テルムリンダおばあちゃん!!!


な、なんと鶏の殺したてをもってきてくれました。驚きましたが、伝統的なお祝いのことのようです。早く体の回復をするよう、この鶏を使ってカンジャというスープを作り、飲むのがならわしのようです。いかにも田舎らしいお祝いのしかただな~と思いましたよ。


妊娠している時は、「早く小僧が出てきてくれないかなー」と思っていましたが、産まれた今「早く成長してくれないかなー」と願ってやまないひとみんデス。


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このまま、ひとみんとウリ2つとなるか!

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36週を過ぎると、主治医の検診とはオサラバで、総合病院のほうで週一の検診になります。そこで、体重測定、尿検査、おなかに機械のついたベルトを巻きつけられて、胎児の心拍数を測ったりします。そしてあの分娩台に横たわりつつ、医者が胎児の位置を素手&エコーで確認。

9月に入って2度検診をしたのですが、2度目の9月16日の時点で、医者が


「来週はもう会わないかもしれないわねー。1週間以内に産まれそうだから」


この言葉以来、毎日毎日緊張していました。とうとうお産だ。。。と。


総合病院のしおりを見ると、「おしるし」「破水」「陣痛」のどれかが起きたら病院へ向かうようにとなっていました。とにかく陣痛の痛みに耐えながら病院に向かうのだけは避けたいなーと思っていました。

そして5日後の9月21日。早朝に「おしるし」が。それも少量だったので、ダンナは「家にまた帰らされるよ。。。」と。というのは、実は34週で大量ではなかったのですが、破水が起きてまして、病院に向かったのですが、病院に点滴をしながら一泊したものの、まだ産まれる状況ではないというので、家に帰っていたのでした。

でも、少量でも、「おしるし」は「おしるし」。お泊りセットを持って病院に向かったのでした。

医者に見てもらうと、やはり今日出産になるというので、そのまま分娩室で待機。点滴をし、胎児の心拍数や血圧を確認しながら自然に破水するように、ベッドの横で当分つっ立っていました。

そして少しずつ間隔をあけながら陣痛?が起きはじめました。確かに痛いのですが、まだ耐えれる痛みでした。前駆陣痛のほうが痛かったような気がしました。まだ初期の陣痛だったのでしょうか。。。


この分娩室、私の他にももう一人待機している妊婦さんがいました。隣の部屋からものすごい声が。




「アーイ、アーイ、ア~~~イッ!!!!」
(痛ーい、痛ーい、痛~~~いっ!)

相当痛みと戦っているようで、この叫びは私をよりナーバスにさせました。自分も痛みがあるっていうのに、看護士さんに気になって聞いてしまいました。


「彼女は麻酔を使えないの?」

「彼女はアレルギーがあって、麻酔を使えないのよ。。。」

これが本当の陣痛の痛みか。。。私も叫ぶくらいに陣痛の痛みがこれから来るのかな、と心配になっていました。


結局破水も起きず分娩室に入ってから7~8時間くらい経ったのち、急に帝王切開に変更になり、無事に小僧が産まれたのでした。


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病院にて。


詳しい帝王切開の状況を知りたい方は、下の[続きを読む]をクリックして読んでみてください。

[いよいよ出産!]の続きを読む
「陣痛ってねー、線路に腕をおいて電車に轢かれるのの3倍痛いらしいよ。」


なんとまあ、今となってはすごい例えだと思ってしまうのだけれど、高校時の友達が言ったこの言葉から、「出産は怖い」っていうのが私の中であったのでした。

それに、「つわり」。友達たちのつわりの辛さを聞いていた私は、さらに憂鬱になっていました。

子どもは欲しいけど、授かる前には、大変なことを乗り越えなければなあと思っていたものです。

ポルトガルは無痛分娩が主流で、その分怖さは和らいでいましたが、妊娠生活がどんなものかとずっと心配していたのです。



が。


随分覚悟をしていた「つわり」は、本当に軽いものでした。母上もつわりは軽いほうだったらしいので、遺伝かな?とも思ったのですが。。。とにかく、「赤ちゃんありがとー!神様ありがとー!」とつぶやいたものです。


それでも何もなかったわけではありません。嘔吐はなくても、吐き気というのはありました。朝によく起きるといわれるつわりは、私にはまったくなく、夕食後に、「うっっ・・・」となってました。


簡単に、妊娠時の体の変化を書いてみます。


2ヶ月頃 ごくたまに少しの吐き気と胃の変化を感じる。(ビタミン剤副作用?の腹痛)

3ヶ月頃 胃が痛い日が続く。ごくたまに少しの吐き気。

4ヶ月頃 吐き気がときどき起きる。空腹になると吐き気が表れることも。

5ヶ月頃 吐き気がときどき起きる。

6ヶ月頃 吐き気もなくなり、体が安定してくる。
      (このあたりから出産までトイレに頻繁に行くようになる。)

7ヶ月頃 背中が痛くなる。足がつる。

8ヶ月頃 右胸下がちょうど赤ちゃんの足あたりで、押されて痛いことがよくあった。足がつる。

9ヶ月頃 右胸下がちょうど赤ちゃんの足あたりで、押されて痛いことがよくあった。


出産前の2,3日前と一週間前には、前駆陣痛と呼ばれる痛みも経験しました。本陣痛の予行練習ともいわれていて、赤ちゃんがだんだん下に降りてきている痛みなのですが、コレがかなり痛かったです。



心の変化に関しては、些細なことで、カッとなってました。妊娠時にダンナと2度ほど大喧嘩をしたのですが、そのあと急に吐き気がやってきてました。いわゆる「ケンカづわり」っていうものです。それからダンナも気をつかい、売られたケンカは買わないように我慢してたようです。笑

5月くらいのこと。ダンナが「友達の家の猫が妊娠しているらしい。産まれたらくれるらしいんだけど、どう?」と。





「いらない」




家にはフランがいるし、これから子供を一人授かるわけだし、十分じゃないか、と思ったわけです。


でも、「もらってくるから」とダンナは聞かず。。。


で、結局6月の半ばには子猫がやってきたわけです。


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ところがこの子猫、代理でやってきた猫だったのです。。。


当初もらうはずの子猫は、一緒に飼っている大型犬に踏み潰されてしまったとかで、死んでしまったそう。。。その家の人も楽しみにしていたであろう私たちを思ってか、いろんな人に子猫を譲ってくれる人はいないか探してくれて、結局その近所の人の実家にいた子猫がいることを知って、もらってきてくれた子猫だったのです。。。しかも当初オスを希望していたのに、やってきた子猫はメス。。。先が思いやられそう。。。そう思ったものです。



名前はすぐにキャンディと決定。アメリカで一時同居していた5姉の家で飼っていた、ダンナだけになついていた猫の名前で、突然失踪してしまったという忘れられない猫らしいのです。


このキャンディ、家に来るなり驚かされました。。。というのも、全く人を怖がることもなくそれどころか人好きな猫だったのです。(キャンディの母猫も同じらしい。)




こんなふうにベッドに横たわるダンナの頭上に身をおいて、まったり。



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そのあと、なぜか髪を舐めるという不思議な行動に。


でも、早速ベッドにウンチョをされて「あー飼うんじゃなかった」と後悔したのですが、それからどこで用を足したりしてるのか観察して、砂の入った箱を近くに置いておくと、賢いのか、これが普通なのか、3日目以降は砂の上で用を足すように。


しかも、あのダンナの頭上で寝たのは一回きり。そのあとは私になついて、いつも側にいるようになり、後悔はすぐに吹っ飛んでしまいました。


後から知ったのですが、本当は子猫は妊婦にはよくないらしいのです。子猫の糞が害を与えるらしく、その後はこまめに手を洗ったり、キャンディは私の顔を舐めたり手を顔に当てたりするので、口には触れられないようにしていました。


今はぷっくりして女の子らしくなりました。



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フランもキャンディも代理でやってきたようなペットですが、今では彼らの飼い主でよかったと思ってマス!