ポルトガルでの日々の記録
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ポルトガルでは特に夏は乾燥して風が吹き荒れることもあって、山火事が毎年深刻な問題となっています。特に今年は最悪で、6月にはPedrógão Grandeという中部の街で火事から逃げ遅れた人たち64人が死亡するという大惨事が起きました。その後も毎日のように山火事のニュースが続き、とうとう私の住む集落にも起きてしまいました。


起きたのは先週の9日水曜日の夕方。


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17時半ごろはまだ家から離れていて、煙があがっているのがみえるくらいでした。


19時少し前に、パイが少し下まで様子を見に行って消防車を捕まえて家のそばに来てもらうように頼んだのでした。

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待機中


でも火が近づいてきても、消防士たちはただ見ているだけだったのです。あまりにも火の回りが早くて消しきれないと思ったのか、水をセーブしたいのかはわからないのですが、木はとにかく燃えるのをほったらかしという感じでした。今までに聞いたこともないような、木が火で割れるような言葉で表現できない音が鳴り響いていて怖かったです。


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キャンディと見てるしかなかった。。。


そして家の敷地に火が近づいてきたら、そろそろやるかと言わんばかりにホースを出して火消しを開始。。


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小僧は5姉の家にお泊りしていて不在で、私は師匠と家の中で待機。パイは消防士を手伝ったり家の敷地が燃えているのを消したりしておりました。家にいても煙臭く、のどが痛くなり、目までも調子が悪くなるほどでした。


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家屋に被害が及ばない程度に火消しをすると、消防士たちは退散。でもその日は煙臭さと心配やらであまり眠れませんでした。朝起きても集落の一部は燃え続け、家の裏の敷地にもあちこちで煙が立っている状態でした。


もっと怖かったのは実は次の日で、気にして家の裏をちょくちょく見ていたのですが、1時間ほど目を離していた隙に少しずつ敷地の雑草を燃やし始め、植えていた木々や暖炉の蒔まで到達して一人ではコントロールできないほどになり、パイの兄たちに応援に来てもらって火消しをしてなんとか大事には至らずにすみましたが、もうこんな経験はこりごりという感じです。



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こんな感じで家の敷地と裏は真っ黒に


この山火事の影響で電線が焼けてしまい、5日間ほど固定電話やネットが使えず、テレビも見れない家があったようです。念のためにと山火事が起きてから6日間ほどは集落には何台か消防車と消防士たちが待機していましたが、彼らも消火活動がなければ暑いし退屈だろうなあと。道路の木陰で寝ている消防士もおりました。


今回の山火事の発端はある人が故意で火をつけたとのことで、その人は逮捕されました。ここまでの被害を出し、けが人まで出した犯人には重い刑を下してもらいたいです。


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アナザースカイという日本の番組でポルトガルが出ていたので紹介します。リスボンとポルト、ギマランイスが出ています。

動画はこちら




日曜日にチキンを食べていたら口の中から固いものを発見!小学生のころに歯に詰めていた銀のかけらだったのです。。早速ネットで調べると、放置しておくのは良くないとのことで、初めて歯医者に行くことに!


実はアメリカに行く前に、アメリカでは歯の治療は高額と聞いていたので、虫歯になりやすい親知らず4本を抜いていたのです。おかげでアメリカでは歯医者にかかることなく滞在できていたわけですが、ポルトガルもアメリカと同様、歯の治療は結構かかります。社会保険は公立の医療関係で使えて安く診てもらえますが、歯医者は例外なのです。


歯医者は知り合いの人が利用していた所で、小僧もお世話になったことがあるので安心はしていたものの、どんな治療がされるかわからないので少し緊張しました。とりあえず詰め物がとれたこと、抜歯はしたくないことだけを伝えて治療をしてくれましたが、思ったより早く終わりました。今はもう銀の詰め物ではないのですね~白い詰め物でした。

ついでに歯石などを取ってもらいたかったのできれいにしてもらい、かかった費用は70ユーロ!でした。


日本人は健康に気をつける人種なので、私も迷わず歯医者に行きましたが、ポルトガル人は痛みが出たり、体の異変を感じたら医者に会いに行くというスタンスなので、パイは「痛みも何もないなら放置しておけばいいのに・・・」と言っておりました。国が違えば健康に対する意識も違うと感じさせられました。おそらく根本はお金を使いたくないからではないかと思っているのですが、私はやっぱりお金を払ってでも予防をしておきたいと思ってしまいます。日本人は心配性なんでしょうかね・・・




ポルトガルのシントラが紹介された番組が最近日本で放送されたようなので紹介します。私は一度しか行ったことがないのですが、またいろんな宮殿巡りをしたくなりました。




世界遺産「ポルトガル!大航海が生んだ奇妙な宮殿... por dramashowtv


先日パイが憤慨していました。なぜかというと、ジャガイモやブドウなどに必要なビタミンの液体が、普通に買えなくなったとのことでした。購入するには、40時間の講習を受け、200ユーロを払ってライセンスを取得しなければならないとのこと。そうすれば買えるようになるのですが、使用後はどのくらい使ったか申請もしなくてはならないようで、かなり面倒なことになっています。おそらく、ライセンスを持っている人に頼んで他人が買わないようにするための防止策のようです。また、販売をするお店もそのビタミンに精通したプロを雇わなければならず、その人を雇うお金などないお店は、ビタミンを販売するのを断念しているとのこと。


もともとあまり裕福ではないポルトガルでは自給自足は当たり前で、特に年配の人たちは、畑に出ていろんな作物を作り、ブドウを育ててワインを作るなどしています。そこにやっと?目を付けたのでしょうか。政府はお金集めにあれこれ躍起になっているのです。


ポルトガルは、なーなーになっていることがまだまだあります。でもそれも少しずつ見直されて、今後いろんなルールに縛られるようになるような気がします。何でも好き勝手にできなくなり、何でもお金を徴収するようになりそうな気さえします。


つい最近ガソリンが値上げしたニュースを聞きました。スペインのほうがガソリンが安いので、ポルトガル人はスペインに行って給油する人も多いのですが、それは止めようと政府が促していました。みんないろんな方法を考えて節約をしているわけですが、政府はいろんな形で市民の生活を苦しめているような気さえします。今日本で話題となっている、「保育園落ちた日本死ね」というダイアリーを書いた匿名の人が「国会議員を半分位クビにすりゃ財源作れるだろ」と言っていましたが、ポルトガルも市民を苦しめる前に、無駄に多い気がする議員たちを減らしてそこからまず財源確保をすればいいのにと思ったのでした。